福島のニュース
来年5月17日に福島市の中心市街地で繰り広げる「ふくしまシティハーフマラソン2026」で、中学生や初心者向けの3キロ種目を新たに設ける。暑さ対策を拡充し、レース中の選手に水を浴びせかける「完走応援シャワー隊」を創設する。実行委が28日、市内のNCVふくしまアリーナ(市体育館)で開いた総会で示した。
前回大会まではハーフと10キロに加え、小学生らを対象とした2キロ、車いす利用者ら向けの1キロの計4種目だった。中学生や初心者の参加を促そうと、3キロ種目の新設を決めた。中学生のみの区分を用意し、種目全体の定員は300人。1位から3位までとしていた表彰対象を、8位までに拡大する。
完走応援シャワー隊は沿道に配置し、水道設備を使い、希望者の要望に応じて散水する。コース周辺に住宅や事業所がある人を中心にボランティアを募る。救護体制の充実が課題となっており、症状が比較的軽い体調不良者が自主的に待機できる「涼みどころテント」を設置し、救護が必要な選手の円滑な処置につなげる。
大会ゲストにアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん、マラソン選手の川内優輝さんを招く。土湯温泉の宿泊補助券1万円分を抽選で10人に贈る。

