6日「都大路」への切符懸けて 福島県・会津若松ザベリオ学園高陸上競技部 駅伝東北大会、初の男女同時出場

  • [エリア] 会津若松市 猪苗代町
6日「都大路」への切符懸けて 福島県・会津若松ザベリオ学園高陸上競技部 駅伝東北大会、初の男女同時出場

福島のニュース


福島県会津若松市の会津若松ザベリオ学園高陸上競技部は、6日に秋田市で開かれる東北高校駅伝競走大会に初めて男女同時出場する。「都大路」への最後の切符を懸け、選手は練習に熱が入る。
10月23日に猪苗代町で開かれた県大会で男子が5位、女子が2位となり、上位5チームまでが与えられる東北大会の出場権を得た。男子は初、女子は2年連続の出場。
県大会で男子は1走大堀哲太選手(2年)が6位につけ、流れをつくった。3走渡部太極選手(同)が5位に浮上すると、4走以降の選手も順位を守り抜いた。
女子は5位からスタートした。1区ずつ順位を上げ、4走永嶺凛選手(2年)が2位に躍り出た。5走笠間菜瑠選手(1年)が勢いを維持し、そのままフィニッシュした。
東北大会は秋田市内で熊の目撃情報が相次いでいることを受け、ロードレースから県営中央公園陸上競技場のトラックレースに変更された。区間ごとにタイムレースを実施し、チームごとの合計タイムで順位を決める。各県大会の優勝校を除く最上位の男女1校が全国大会に出場できる。
男子の遠藤創治朗主将(3年)は「2時間12分台が目標。支えてくれた家族やチームメートへの感謝を忘れず悔いの無い走りをする」と誓った。女子の菅原心美主将(同)は「チーム力を生かして精いっぱい頑張る。自分たちの持てる全てを出し切り、県大会の記録を超える」と意気込んだ。(会津版)