つのだ☆ひろさん×日フィル 12月6日コンサートで共演 「きぼうのとり」の歌披露 福島県の浅野撚糸双葉事業所

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つのだ☆ひろさん×日フィル 12月6日コンサートで共演 「きぼうのとり」の歌披露 福島県の浅野撚糸双葉事業所

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福島県双葉町の浅野撚糸双葉事業所は12月6日、双葉ジャンプアップコンサートを事業所内で開く。塙町出身のミュージシャンつのだ☆ひろさん、日本フィルハーモニー交響楽団(日フィル)が共演する。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を伝えるため福島民報社が作った絵本「きぼうのとり」を題材に、つのださんが作詞作曲した歌が披露される。入場無料。
歌は絵本に感銘を受けたつのださんが「震災を風化させてはならない」という思いで作った。今回はトランペットやホルン、トロンボーン、チューバの金管楽器による日フィルの演奏とともに、その歌声を響かせる。日フィルはヴェルディ「乾杯の歌」、ジーツィンスキー「ウイーン我が夢の街」も繰り広げる。ソプラノ歌手根本璃音[りお]さん(いわき市出身)が加わる。
演奏は12月6日午後2時から。本番に向け、つのださんと、日フィルの団員でトロンボーン奏者の笠間勇登さん(いわき市出身)は東京都のつのださんのスタジオで打ち合わせを行った。
つのださんは「被災地で頑張っている人たちの力に少しでもなれるよう精いっぱい努める」と抱負を語った。
参加ははがき、メールで受け付ける。住所、氏名、電話番号、希望人数(1組2人まで)を記入する。予定の座席数を超えた場合は抽選。当選者には座席整理券を配布する。
はがきは郵便番号979―1401
双葉町中野舘ノ内1の1、浅野撚糸双葉事業所「双葉ジャンプアップコンサート受付係」へ。メールアドレスはasano_nenshi@asanen.co.jp
14日必着。問い合わせは浅野撚糸双葉事業所へ。■「被災地の今を伝える、みんなで考える」パネルディスカッションも
音楽演奏に先立ち、午後1時から「被災地の今を伝える、みんなで考える」をテーマにしたパネルディスカッションを行う。
福島民報社の渡部育夫いわき支社長兼浜通り創生局長、北陸中日新聞の前口憲幸七尾支局長、日フィルの平井俊邦会長、浅野撚糸の浅野雅己社長が登壇し、東日本大震災からの復興状況、能登半島地震の現状などを語る。
東京新聞の菅沼堅吾顧問がコーディネーターを務める。