間伐材活用の家屋で地域活性化目指す 福島県いわき市の「木の力」 能登復興支援にも活用へ

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間伐材活用の家屋で地域活性化目指す 福島県いわき市の「木の力」 能登復興支援にも活用へ

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福島県いわき市小名浜の木の力(志賀正敏社長)は、地域活性化や空き家・空き地の再利用を目的に、不要になった間伐材を使用した家屋を手がける。志賀社長は「使い道はたくさんある。近い将来は能登半島の復興支援にも役立てたい」と語る。
山小屋をイメージし県産スギの間伐材を使用した家屋が、同社が所有する市内の土地の一角にある。11月中旬から展示場として設ける計画で、現地には屋根付きウッドデッキ(6畳、税別120万円)と併設するロフト(3畳)付きの家屋(6畳、税別470万円)、サウナ(税別80万円)もある。同社独自の工法で仕上げた家屋は高断熱、高気密で、腐りにくく水に強いなどの特徴がある。
「スペースを取らないので自宅の庭などに設置することもできる。防災面でも役立つだろう」と志賀社長。一般的な生活拠点の他に、カフェやベーカリーとしての店舗活用、癒やしの空間の提供、民泊や宿泊、キャンプ施設としての活用で地域活性化や観光資源化も期待できるとしている。
設計や企画、補助金申請支援などは同社がサポートする。用途によって建設費用などは変わる。詳しい問い合わせは木の力
フリーダイヤルへ。