Bリーグ(2日) 福島ファイヤーボンズ9連勝 最多並ぶ

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Bリーグ(2日) 福島ファイヤーボンズ9連勝 最多並ぶ

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バスケットボールりそなBリーグ2部(B2)東地区の福島ファイヤーボンズは2日、郡山市の宝来屋ボンズアリーナ(郡山総合体育館)で同地区の岩手ビッグブルズと戦い、90―61で勝利した。4季ぶりの9連勝で、クラブの連勝記録に並んだ。通算成績は10勝1敗で東地区7チーム中首位を維持している。
福島は第1クオーター、パトリック・ガードナーが3点シュートを2本続けて決めるなどして勢いに乗り、28―12と大きくリード。第2クオーターはジャック・ナンジが3点プレーを2度成功するなど体を張り、46―34で折り返した。
第3クオーターはナンジの3連続シュートを含む4連続得点などで突き放し、69―51とした。第4クオーターは堅守で失点を10に抑えて勝ちきった。福

90(28―12)61






(18―22)




(23―17)




(21―10)10勝1敗


4勝7敗(観衆=4716人)■守備整え最大点差に
福島は1日に課題を残した守備面を修正し、今季最大の29点差で快勝した。連勝をクラブ史上最多タイの9に伸ばした。9連勝は昇格プレーオフに進んだ2021―22シーズン以来、2度目。
1日は優勢だった第3クオーターに点差を縮められた。素早いパスワークに対応し切れず、フリーの相手を生んでシュートを許した。2戦目の2日は反省を踏まえて選手間の連係を再確認した。
センターのパトリック・ガードナーは「ガード陣への声かけに力を入れた」。相手の攻撃を封じるため、守備範囲を踏まえた位置取りを指示した。各選手は守る範囲が定まり、マークを外される場面が減少。173センチのポイントガード大久保友貴も自分より高い相手やポジションの重なる選手に厳しく体を寄せた。
試合に先立ち全国高校選手権大会県予選会の男子決勝が行われた影響もあり、今季最多の4716人を集めた。大観衆の中での一戦を制し、勝率は9割に達して首位を快走する。大久保は「まだまだ走れる。来週はもっと良いプレーを見せる」とクラブ史を塗り変える快進撃を誓った。