福島のニュース
「歩こう秋のふくしま
あづまの郷ウオーク2025」は3日、福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)をスタート・フィニッシュに開かれ、約850人が秋の散策を満喫した。
実行委員会、県都市公園・緑化協会、福島民報社などの主催、県ウオーキング協会の主管。コース周辺で熊の出没が相次いだため、予定した6コースから、あづま総合運動公園内を巡る2コースのみに変更して実施した。関係者がコースを事前に巡回したり、参加者に熊鈴の持参を呼びかけたりするなど安全対策を徹底した。
参加者は秋の景色と家族や友人との談笑を楽しみながら、思い思いのペースで歩みを進めた。
イベントでは、清掃サービス大手のダスキン(本社・大阪府吹田市)が行っている地域のごみ拾い活動「クリーンアップマイタウン」を初めて取り入れた。
同社が2006(平成18)年から全国で行っている社会貢献活動で、軍手とごみ袋を参加者に配り、歩行中のごみ拾いを呼びかけた。同社はゴール付近にブースを設けてごみ箱を設置。参加者は集めたごみを分別して捨て、環境美化の意識を高めていた。

