福島のニュース
11月9日の「119番の日」を前に、福島県いわき市出身の俳優武田玲奈さんは4日、市内の平消防署の一日消防署長を務め、正しい通報や住宅用火災警報器の設置などを呼びかけた。
平消防署の通信指令課で模擬通報を受ける体験をし、住所や内容を聞き取った。はしご車のバスケットに乗って高さ約20メートルの高さまで上がった。
JRいわき駅前の商業施設「ラトブ」に移動し、館内のテナントで消防設備を点検した他、市民に啓発グッズのティッシュを渡して防火を呼びかけた。
武田さんは「119番通報は『まずは住所から』。緊急時の番号なので、適正な利用に協力してほしい」と話した。

