福島のニュース
まだ使える不要品を持ち込み、必要とする人に無料で引き渡す福島県郡山市の「リユーススポット」事業が５日、市内の富久山クリーンセンターで始まった。来年１月２３日まで。リユースを通し、ごみ減量や資源循環を推進する。
昨年に続き２年目の取り組み。前回は市内の公共施設を巡回していたが、今年は富久山クリーンセンターに常設する。年末年始の大掃除などに合わせて利用してもらうと、今年は初めて年をまたいでの開催とした。
対象品は【下記】の通り。持ち込みや引き渡しは無料となっている。引き取りのみの来場も可能。
前回は約２０トンのリユース、リサイクル効果が得られた。新品や未利用品、家具全般、キャラクター物、文庫本、かばんなどがリユースされやすい傾向にあった。使用感やにおいが強い品の多くが残ったという。
持ち込みは郡山市内の家庭で利用された物に限る。市資源循環課の佐藤伸治課長は「ごみの少ない郡山の実現に向け、気軽に利用してほしい」と呼びかけている。
時間は平日の午前９時から午後４時まで（正午から午後１時までは除く）。第１、３、５の土曜日は午前９時から正午まで開設している。問い合わせはリユーススポット、または市資源循環課へ。◆対象品陶器・食器、日用雑貨、書籍、ＣＤ、ＤＶＤ、スポーツ用品、バッグ、おもちゃ、家具、衣類・子供服・タオル（新品または洗濯済みに限る）など◆除外品自転車、寝具、家電（コンセントまたは充電池を使用する物）、パソコン、モバイルバッテリー、食品、医薬品、動植物、汚れがひどい物など（郡山版）