生まれ変わった姿見て 16日、白河実高で統合後初の公開文化祭 個性豊かな企画多彩 福島県白河市

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生まれ変わった姿見て 16日、白河実高で統合後初の公開文化祭 個性豊かな企画多彩 福島県白河市

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白河実高の公開文化祭「第1回新生せとはら祭」は16日、福島県白河市の同校で開かれる。2023(令和5)年4月に塙工高と統合して以来、初の公開文化祭となる。国連の持続可能な開発目標(SDGs)に配慮した各クラスの企画のほか、今春完成した新実習棟でのイベントなど多彩な内容で繰り広げる。
せとはら祭としては25回目を迎えるが、統合して新しく生まれ変わった同校の姿を見てほしいという思いを込めて「新生」と名付けた。文化祭では「おもいでルーム」という卒業生や地域住民が旧塙校舎の思い出を振り返る場を設ける。
白河実高はごみ回収ボックスの製作など「SDGs×ものづくり」をテーマとした学習に取り組んでいる。「フードロスをなくす」など各クラスが目標を定め、カフェやお化け屋敷などで来場者を楽しませる。クラス企画のほか、機械科や建築科など各学科が取り組んできた作品の展示や販売、ものづくり体験などを新実習棟で行う。
生徒会長の佐藤ランダーさん(電子科・3年)と副会長の佐川祐斗さん(建築科・2年)が「明るくて活気ある生徒たちが各クラスで個性豊かな企画を催している。ぜひ来てほしい」と来場を呼びかけている。時間は午前9時30分から午後3時まで。問い合わせは同校へ。(県南版)