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福島県郡山市のあさか開成高で5日、台湾の高校生との国際交流プログラムが開かれた。生徒が日本と台湾の文化や魅力に触れ、友情を育んだ。
昨年度にあさか開成高の生徒6人が台湾の桃園市立寿山高級中等学校を訪れ、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興の現状を発信した縁で実現した。同校から32人が来校した。
あさか開成高の生徒は茶道を実演。寿山高級中等学校の生徒と共に「ありがとう」「さようなら」などの日常会話を現地言語で話し合った。両校の生徒が4班に分かれ、けん玉などのレクリエーションも楽しんだ。
あさか開成高の新宮莉央奈さん(2年)は「授業で学んできた語学を生かし、楽しくコミュニケーションできた」と振り返った。伊藤菜々美さん(同)は「フレンドリーに接してくれたのがうれしかった。台湾に訪れてみたい気持ちが高まった」と笑顔を見せた。(郡山版)

