福島県鏡石町の地域おこし協力隊メンバー寺内さん 1年間の活動報告 農産物PRや商品開発に取り組む

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福島県鏡石町の地域おこし協力隊メンバー寺内さん 1年間の活動報告 農産物PRや商品開発に取り組む

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福島県鏡石町の地域おこし協力隊メンバー寺内攻一さんの活動報告会は4日、町役場で開かれ、活動開始から1年間で取り組んだ内容を木賊正男町長らへ報告した。
寺内さんは町の新鮮な果物や野菜の販売会を関東圏などで開催した他、町産の果物を使った6次化商品の開発、鏡石まちの駅「かんかんてらす」のオンラインサイトの作成など町の知名度を高めるための取り組みを紹介した。
寺内さんはこれまでの活動を振り返り「町の魅力を高めるための活動ができた」とし、これからの展望として「事業者との交流をより深め、町の観光資源の発掘などにも取り組みたい」と意気込んだ。木賊町長は「町の新鮮な農産物のPRに力を入れていただき感謝している。これからも期待している」と鼓舞した。 ■6次化商品「果実の雫」販売へ
報告会後、寺内さんらが製造に取り組んだ6次化商品「果実の雫」の完成発表会を開き、商品をPRした。
商品は町内の果樹農家ワタナベフルーツファームのリンゴと、平田村の若清水酒造の日本酒を組み合わせたリキュールで、今月上旬から「かんかんてらす」などで販売される。
報告会にはワタナベフルーツファームの渡辺美恵さん、かがみいし振興公社の長田守弘理事長が同席した。(県南版)