パワーリフティング全国大会で活躍 福島県会津若松市の団体 大島さんが優勝、3人入賞 市長に報告

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パワーリフティング全国大会で活躍 福島県会津若松市の団体 大島さんが優勝、3人入賞 市長に報告

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日本パワーリフティング協会が主催する第4回日本グランプリで、福島県会津若松市河東町を活動拠点とする団体「AIZU.POWER.CLUB(アイヅパワークラブ)」の大島哲さん(50)=同市在住=がシングルベンチプレス競技クラシック部門男子83キロ級マスターズ2で優勝した。同団体からは他のクラスも含め計3人が入賞した。
大会は10月25、26の両日に神奈川県小田原市で開かれた。大島さんの他、同団体の小沢智晃さん(37)=会津若松市在住=がシングルベンチプレス競技クラシック部門男子93キロ級一般で4位、室井雄大さん(30)=同=がパワーリフティング競技クラシック部門男子105キロ級一般で5位に入った。
同団体は2018(平成30)年に発足し、現在は選手10人が所属している。筋トレから競技に移行した人も多いという。大島さんらは仕事の傍らジムなどで個人練習を重ね、試合を意識した合同練習を市内河東町の活動拠点で週1回行っている。
大島さんら3人と同団体で監督を務める玉水一成代表は5日、室井照平市長に入賞を報告した。大島さんは肩の筋を断裂するけがを克服し、好成績を収めた。「何とか出場し、優勝できてうれしい。次の大会も頑張りたい」と喜びを語った。小沢さんと室井さんも「自己ベストを更新し、さらに上の順位を目指す」と意欲を見せた。玉水代表は「これからもチームを盛り上げ、会津の名を広めたい」と話した。(会津版)