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会津みしらず柿販路拡大促進協議会は7日、福島県会津美里町のJA会津よつば永井野選果場で海外に輸出する会津身不知柿の発送式を行った。カンボジア、タイに加え、今年度から新たに台湾にも輸出する。
協議会はJA会津よつば、会津美里、会津若松、会津坂下の各市町でつくり、海外への売り込みを図っている。さらなる販路拡大に向け初めて台湾への輸出を決めた。カンボジアに0・1トン、タイに0・8トン、台湾に0・3トンの出荷を予定している。発送式で同JAの土屋勇雄代表理事組合長が「安心安全をPRし、消費拡大とブランド化を推進する」とあいさつ。出席者がテープカットし、柿を詰めた箱をトラックに積み込んだ。
同JAによると、2月の大雪や猛暑の影響で収穫量は昨年より2割減少すると見込まれている。

