福島のニュース 晩秋の須賀川を彩る伝統の火祭り「松明あかし」は8日、福島県須賀川市の翠ケ丘公園にある五老山で執り行われ、鎮魂の祈りを託した炎が赤々と夜空を焦がした。松明あかし行委員会の主催。戦国時代の1589(天正17)年に須賀川城が落城した合戦により、亡くなった人を弔うために始まったとされる。日が落ちると、奥州須賀川松明太鼓保存会が太鼓を打ち鳴らし、地元町内会や小中高生が作成した高さ8メートルの本松明、大松明計22本に火が放たれた。