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福島市の福島県立美術館で開かれている展覧会「生誕140年
竹久夢二のすべて
画家は詩人でデザイナー」は週末で多くの人が訪れている。8日は福島大の学生らでつくる「県美を推す会」がグループ鑑賞会を企画し、大正ロマンの名画を堪能した。
同会は、美術鑑賞の魅力を同世代をはじめ多くの県民に発信したいと発足した。鑑賞会は6回目。会員それぞれが自由に作品を見たり、気付いた点を共有したりして鑑賞を楽しんだ。学芸員が作品を解説するギャラリートークにも耳を傾けた。鑑賞後は近くの如春荘で感想を語り合った。
参加した福島大大学院1年の金本優太さんは「大正ロマンらしさを感じられる柔らかさ、優しさ、親しみのある作品だった。ぜひ生で見てほしい」と勧めている。

