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会津工高剣道部は福島県会津若松市のあいづ総合体育館で10月24、25の両日に開かれた県高校新人体育大会で、1911(明治44)年の創部以来、初の県大会優勝を果たした。来年2月の東北高校選抜優勝大会に向け、選手は士気を高めている。
男子の団体戦には32校が出場し、トーナメントで競った。会津工高は準決勝で前回大会優勝の聖光学院高と対戦し、1勝1敗で迎えた大将戦で伊関錦主将(2年)が競り勝ち、勝利を収めた。決勝では今年の全国高校総体(インターハイ)出場の福島高と相まみえた。再び1勝1敗と並び伊関主将が大将戦を制し、優勝を飾った。
個人戦では本名大成選手(2年)が優勝し、平野昊選手(1年)が準優勝するなど力を発揮した。剣道の技能が優れ、姿勢や態度が立派で品位のある選手に贈られる優秀選手には本名、平野、伊関、大橋白虎(2年)の各選手が選ばれた。
伊関主将は「馬場正丈監督から教えられている攻めの剣道を最後までやり切れたことが勝因。目標の全国大会出場を達成できるよう、さらに練習に取り組む」と一層の成長を誓った。(会津版)

