豊かな発想で町政問う 福島県猪苗代町で子ども議会 空き家対策や猪苗代湖の水環境問題考える

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豊かな発想で町政問う 福島県猪苗代町で子ども議会 空き家対策や猪苗代湖の水環境問題考える

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福島県猪苗代町の子ども議会は10日、町役場議場で開かれた。児童が若い視点と豊かな発想で鋭い質問を投げかけ、町の未来を考えた。
子どもたちに地域づくりや社会参画への意識を高めてもらう狙い。猪苗代小と猪苗代二小の6年生9人が「議員」となり、小池晴馬さん(猪苗代小)が議長を務めた。
児童は空き家や人口減少対策、猪苗代湖の水環境などについて質問。「景観を守るためにも、空き家を病院などの施設として有効活用すべき」「子どもが集まって遊べる施設をつくる計画はあるか」など町の課題に関してただした。
両校の6年生、後藤公男町議会議長らが見守る中、二瓶盛一町長、野矢実副町長、佐藤隆宏町教育長、各課長が答弁した。
二瓶町長は「みなさんの声をしっかり受け止め、できることから実現していく」と述べた。