福島民報広告大賞 学生クリエイター鈴木大和さん(福島県の会津大短期大学部) 最優秀賞 12月9日、表彰式

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福島民報広告大賞 学生クリエイター鈴木大和さん(福島県の会津大短期大学部) 最優秀賞 12月9日、表彰式

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福島県内広告業界で最高の権威と伝統を誇る第64回福島民報広告大賞の受賞作品が11日、決まった。最高賞の金賞に、大型広告の部で郡山商工会議所(郡山市)、中型広告の部で青木フルーツ(郡山市)、小型広告の部で峰の雪酒造場(喜多方市)が選ばれた。学生クリエイターの部の最優秀賞には会津大短期大学部1年の鈴木大和さんが輝いた。表彰式は12月9日に福島市の民報ビルで行われる。
県内の企業、自治体などが昨年10月1日から今年9月30日までに福島民報に掲載した広告が対象。学生クリエイターの部に限り、テーマに沿って作った広告を一般公募した。クリエイティブディレクターの箭内道彦氏(郡山市出身)と村松秀俊氏、福島民報社の沢井正樹取締役広告局長が審査した。
大型広告の部金賞は9月25日に掲載された郡山商工会議所の「郡山商工会議所100周年記念『これからの100年もこの街で。』」。「10段見開きのスペースの使い方にインパクトがある。記念ロゴから着想し、会員企業全てをデザインの中に入れ込んだ点が素晴らしい」と好評を得た。
中型広告の部金賞は青木フルーツが3月1日に掲載した「フルーツで、みらいを、カラフルに。」で「フルーツをイメージしたロゴカラーを用紙全体に配置し、メインビジュアルに使っているのが良い。ブランディングができている」と評価された。
小型広告の部金賞の峰の雪酒造場の「大和屋善内」は7月18日に載り、「あえて余白を残し、何も文字が入っていないビジュアルだけの点が強かった」との講評だった。
学生クリエイターの部最優秀賞に選ばれた鈴木さんの作品は「朝の食卓をモチーフに新聞でオブジェを作った力作。キャッチコピーがすばらしい」とされた。
クリエーティブ賞の該当作品はなかった。
福島民報社の主催、県、県商工会議所連合会、県広告業協会の後援。1962(昭和37)年に創設された。■福島民報広告大賞受賞作品◇大型広告の部
▷金
賞=郡山商工会議所(郡山市)「郡山商工会議所100周年記念『これからの100年もこの街で。』」
▷銀
賞=ヨークベニマル(郡山市)「77周年
誕生祭
新聞広告」
▷銅
賞=県農産物流通課「話したいこと、実はたくさんあるけれど。」
▷優秀賞=福島日産自動車(福島市)「フクニチャージマンからのご報告」DMCaizu(猪苗代町)「福島を代表する3つの旅館がDMCaizuグループに」◇中型広告の部
▷金
賞=青木フルーツ(郡山市)「フルーツで、みらいを、カラフルに。」
▷銀
賞=一般財団法人ふくしま未来研究会(福島市)「財団意見広告」
▷銅
賞=郡山ビューホテル(郡山市)「314,526
すべてをお客様の喜びと感動のために」
▷優秀賞=飯坂温泉観光協会(福島市)「飯坂真尋ちゃん生誕祭企画」◇小型広告の部
▷金
賞=峰の雪酒造場(喜多方市)「大和屋善内」
▷銀
賞=くわざわ(石川町)「抹茶と苺」
▷銅
賞=シグマ(神奈川県)「Made
in
Aizu」
▷優秀賞=Graphic
HOLD(福島市)「暑中見舞い広告」會津芦ノ牧温泉
大川荘(会津若松市)「こころ潤す、渓谷の宿」◇学生クリエイターの部
▷最優秀賞=鈴木大和(会津大短期大学部)「今朝の福島、いただきます。」
▷優秀賞=佐藤詩栞(福島西高)「そんな風景が大好きだ。」時雨柑奈(福島西高)「伝えたくて、飛ばした。」田中こなつ(会津大短期大学部)「今日もまた笑顔になる。」