福島のニュース 福島県須賀川市の初冬の風物詩「牡丹焚火」は15日、市内の須賀川牡丹園で催された。市と桔槹吟社、須賀川牡丹園保勝会の主催。天寿を全うしたボタンの古木や折れた枝を供養する伝統行事で、俳句歳時記で冬の季語にもなっている。大寺正晃市長、江藤文子桔槹吟社代表らが古木の枝に火をくべると、夕闇の中に徐々に火柱が立ち、芳香が当たりに広がった。俳句愛好者らは青紫色の炎を見ながら句をしたためた。