eスポーツで重機操作体験 担い手不足解消へ初の大会 福島市

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eスポーツで重機操作体験 担い手不足解消へ初の大会 福島市

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重機操作のシミュレーションアプリを使ったeスポーツ大会は15日、福島市の杉妻会館で初開催された。建設業界の担い手不足が課題となる中、若い世代にゲーム感覚で重機操作を体験してもらい、進学や就職のきっかけにする。
県建設業産学官連携協議会の主催。県内の6歳から24歳の14人が参加した。市内の寿建設と東京都の企業が共同開発したアプリ「重機でGo」をタブレットやスマートフォンで使い、工事現場や街中などの場面で土をダンプカーに積み込む時間を競った。計3ステージを繰り広げ、ステージごとに上位らを表彰した。
第1ステージで優勝したゆっぺさん(佐藤結大さん、笹谷小6年)は表彰後のスピーチで、「うれしい。焦らず、効率よく作業すれば早くできる」と語った。