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福島県南相馬市小高区の冬恒例の「あかりのファンタジーイルミネーションinおだか」は15日、始まった。来年1月12日まで区内26カ所で、幻想的な電飾がともされている。
小高観光協会の主催で2002(平成14)年から続いている。東京電力福島第1原発事故による避難指示中は原町区や鹿島区の仮設住宅などで有志が続けてきた。2019年からは小高区で本格的に復活した。
今年は小高交流センターをはじめ公共施設、事業所、店舗、個人宅など26カ所に、趣向を凝らした電飾が施されている。15日は小高交流センターで点灯式を行った。小高観光協会の半谷善弘副会長やおだか認定こども園の子どもらの合図で、イルミネーションが輝いた。
期間中はクリスマスマーケットや発光ダイオード(LED)式ランタンの打ち上げ、写真コンテストなどを催す。問い合わせは小高観光協会へ。

