福島のニュース
任期満了に伴う福島市長選は16日、投開票される。いずれも無所属で、元衆院議員の新人馬場雄基候補(33)、現職木幡浩候補(65)=2期=、会社経営の新人高橋翔候補(37)が15日、街頭での選挙戦を終えた。投票は16日午前7時から市内77カ所で行われ、午後8時15分からNCVふくしまアリーナ(市体育館)で即日開票される。市選管委によると、開票終了は市長選が午後10時45分ごろ、同時選で行われている市議補選(欠員1)が翌日午前0時ごろの見通し。
人口約27万人の県都のかじ取り役を選ぶ重要な選挙で、現市政の継続か刷新かが有権者に問われる。木幡市政2期8年への評価に加え、JR福島駅東口の再開発事業、人口減少対策などが主な争点となっている。
馬場候補は市民目線の改革を唱える。データに基づく施策の充実や成功体験の創出、再開発事業の再整理を最優先事項に挙げる。
木幡候補は人口減少対策を最重要課題に位置付け、市街地をはじめとした各地域の活性化や子育て・教育環境の充実を掲げている。
高橋候補は若者らが文化・芸術をなりわいにできる環境づくり、市立大学の創設、宇宙関連産業の創出による活性化を打ち出す。
議員辞職に伴う市議補選も同時選で行われ、元職1人、新人3人の計4人が立候補した。
期日前投票者数は10日~15日で計4万5594人となり、過去最多となった。
8日現在の有権者数は22万5673人(男性10万8736人、女性11万6937人)。■立候補者(届け出順、敬称略、丸数字は当選回数)
馬場雄基
33
無新
無職【略歴】郡山市出身。福島高、慶応大法学部卒。衆院議員2期【政見】①県都の力の最大化②JR福島駅の東口再開発の再整理③熊からの被害防止対策の強化④メガソーラーの規制強化と法改正への働きかけ
木幡
浩
65
無現②
福島市長【略歴】飯舘村出身。原町高、東京大経済学部卒。復興庁福島復興局長【政見】①まちなかの再生と各地域の活性化②収入増をもたらす産業振興③子育て・教育で選ばれるまちづくり④熊やメガソーラー設置に伴う安全安心対策
高橋
翔
37
無新
会社経営【略歴】東京都日野市出身。多摩工高卒。宇宙関連企業経営【政見】①女性と子ども、若者が文化芸術をなりわいにできる環境づくり②市立大学の創設③宇宙関連産業を創出、経済活性化④若者の政治参加を促す選挙事務所LIVE映像はこちら
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