福島のニュース
18日の福島県内は、冬型の気圧配置により上空に強い寒気が流れ込む影響で気温が下がり、会津を中心に雪が降る見通しとなっている。
福島地方気象台によると、会津地方の山沿いで昼前から雪が降り始め、平地でも夜に積雪する可能性がある。19日も会津で雪が降ると見込まれている。
本格的な冬の到来を前に、会津若松市の国名勝御薬園で17日、積雪の重みによる樹木の枝折れを防ぐ「雪つり」の作業が始まった。
ゴヨウマツやハイビャクシン、キャラボクなどの常緑樹33本に毎年、実施している。それぞれの樹木に支柱を立て、支柱の上部から垂らした荒縄で枝をつっている。小林賢庭園管理長によると、2月の大雪では、雪つりをできない背の高い樹木が倒れるなどの被害があった。「この冬も何とか乗り切りたい。雪つりの風景は冬の風物詩として楽しんでほしい」と話している。

