福島のニュース
自治体職員が業務改善につながるアプリを開発し、実施事例を競うサイボウズの「キントーンハイブ
ガバメント」は９月に東京都中央区のサイボウズ東京日本橋オフィスで開かれ、福島県会津美里町の町政策財政課デジログ推進室の秋山拓也さん（３６）が１位となるアワードに輝いた。１１月１３日、町役場で杉山純一町長に結果を報告した。
秋山さんは昨年から、作業の円滑化を図るアプリを作成できるクラウドサービス「キントーン」を活用し、職員の業務改善や住民サービスの向上を促している。これまでに公用車管理のデジタル化や人間ドック受診申し込み、粗大ごみ収集申し込みのオンライン化などに取り組んでいる。
キントーン導入自治体は全国で４００を超え、そのうち応募があった自治体のうち書類選考を通過した会津美里町を含む７自治体が事例発表を行った。３００人を超える参加者の投票による審査が行われ、アワードを獲得した。
秋山さんは「役場内で良い効果を生み出せている。賞を励みに、会津の近隣自治体にも波及させていきたい」と話した。鈴木国人副町長が立ち会った。（会津版）