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福島県の県北地方で特産の「あんぽ柿」作りが最盛期を迎えた。生産者は柿を乾燥させる作業などに励んでいる。
発祥地の伊達市梁川町五十沢の農家佐藤潤哉さん(52)方の干し場では、皮をむき、ひもに通した蜂屋[はちや]や平核無[ひらたねなし]の実がオレンジ色のカーテンのように美しく輝いている。湿度や温度などを計算し、1カ月ほど寒風に当てて熟成させる。
今年は降水量の少なさや猛暑の影響が心配されたものの、色づき、大きさとも良好という。
JAふくしま未来によると、あんぽ柿は12月中旬ごろから店頭に並び始める。

