大喜利の発想で地域課題を解決 「ダウンタウンDX」など放送作家・倉本さん 福島県いわき市の磐城高で特別授業

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大喜利の発想で地域課題を解決 「ダウンタウンDX」など放送作家・倉本さん 福島県いわき市の磐城高で特別授業

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「ダウンタウンDX」や「M―1グランプリ」などを手掛ける放送作家・倉本美津留氏の特別授業は17日、福島県いわき市の磐城高で開かれ、生徒たちが大喜利の発想を生かして地域課題の解決策を考えた。
教育機関のワークショップを企画運営するアール・イー(新潟市)の企画で、同校の1年生が総合的な学習で取り組んでいる企業課題探究の授業の一環として開かれた。1年生約70人が聴講した。
倉本さんは自身が携わったテレビ番組を紹介しながら、大喜利の発想で物事を捉える考え方を説明。「ボケやアホな発想が常識を越えて新たな視点を引き出すことがある」とした上で、「常識を飛び越える『飛常識』な発想を日常的に意識することで、柔らかい思考が身についてくる」と強調した。
生徒は倉本さんが提示したお題に沿って大喜利に挑戦。自由な発想で回答を繰り広げ、教室は笑いに包まれた。大喜利を活用し、地元企業・団体が提示した地域課題に対する解決策も考案した。(いわき版)