食料品専門店「北野エース」オープン 福島市のエスパル福島 買い物客でにぎわう 駅周辺の利便性向上

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食料品専門店「北野エース」オープン 福島市のエスパル福島 買い物客でにぎわう 駅周辺の利便性向上

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全国の百貨店を中心に出店している食料品専門店「北野エース」が21日、福島市のJR福島駅東口の駅ビル「エスパル福島」にオープンした。市内初出店。初日から多くの買い物客でにぎわい、空洞化が課題となっている駅周辺の利便性向上を喜ぶ声が上がった。
全国111店舗目で、県内では郡山市のうすい郡山店に次ぐ2店舗目。全国から取り寄せた冷蔵商品や調味料、レトルト商品など約3200種類を販売。北野エースの代名詞「カレーなる本棚」「ふりかけの壁」などのコーナーも並ぶ。
駅西口近くに住む主婦田中京子さん(72)は西口構内の商業施設「パワーシティピボット」の食料品店閉店後、車移動で駅から離れた店舗を利用していた。「歩いて来られて便利。これまで福島では買えなかった商品もあるので頻繁に使いたい」と笑顔を見せた。若生将太店長は「試食販売などを通じ、憩いの場にしていきたい。駅周辺への集客につなげる」と話した。
一部を除き、隣接する青果、精肉、鮮魚の3店の商品と一緒に会計できる。営業時間は午前10時から午後8時まで。