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福島県西郷村の国立那須甲子青少年自然の家で、今年度中に全ての宿泊部屋にエアコンが設置される。２１日、運営協議会が自然の家で開かれ、示された。
自然の家は冷涼な環境にあり、これまで各部屋にエアコンはなかった。しかし近年の酷暑続きで、利用した子どもたちから「夜眠れなかった」との声が寄せられていたという。宿泊部屋は３９あり、最大４００人の受け入れが可能。エアコン設置を好材料にして、関東圏の学校を中心に利用を働きかける方針。
会合にはオンラインを含め委員６人が出席した。佐藤素子所長があいさつした後、吉野家ファーム福島の滝田国男専務を座長に、施設利用の申し込み状況や事業計画などについて意見を交わした。
熊の出没対策について自然の家側は、活動プログラム前に爆竹を鳴らすことや活動エリアを絞るなどの対策を講じていることを示した。（県南版）