コメ輸出、可能性探る ジェトロの平野賢一理事(福島県南会津町出身)が解説 坂下町で会津農業振興議員連盟の講演会

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コメ輸出、可能性探る ジェトロの平野賢一理事(福島県南会津町出身)が解説 坂下町で会津農業振興議員連盟の講演会

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会津農業振興議員連盟の講演会は24日、福島県会津坂下町中央公民館で開かれた。日本貿易振興機構(ジェトロ)の平野賢一理事(南会津町出身)が「農林水産物・食品の輸出促進」の演題で話した。国内のコメの生産量が需要量を大幅に上回った場合、現時点では余剰分を全て輸出するのは困難との見方を示した。
平野理事は、コメの国内生産量に占める輸出量の割合は「微々たるもの」と説明した。その上で、「今すぐに国内需要量を大幅に超えるような数量を国内で作られても、その分を輸出するのは厳しい」と語った。
石破政権と高市政権のコメ政策について「輸出の可能性をどうみているかが違う」と指摘した。「石破政権は国内で供給過剰が生じても海外に市場があるから大丈夫とみている」とし、「高市政権は輸出はまだまだで、国内需要量以上の供給量が出ると価格が暴落する。まずは輸出拡大に取り組むべきと捉えている」と解説した。
講演会には会津地方の市町村議ら約40人が参加した。平野理事は「輸出はハードルが高いが、会津地域には魅力的な商品があるので可能性を探ってほしい」と呼びかけ、「引き続き輸出拡大に向けて頑張りたい」と決意を述べた。
講演会に先立ち、議員連盟の小島雄一会長(喜多方市議)が「私たちは農業を基盤とした地域の方向性について意見を出しながら活動していかなければならない」と述べた。(会津版)