福島のニュース
サッカーJ2いわきFCのスプリントコーチを務める秋本真吾さん(43)=福島県大熊町、双葉高出身=は、アスリートに走りの極意を伝える指導者の養成プロジェクトを12月から始動させる。プロチームや高校・大学生への指導経験で培ったノウハウを伝授し、専門家を養成する。「走りの力で世界のスポーツを進化させたい」と意欲を見せる。
秋本さんは陸上の障害種目のプロ選手として活躍し、200メートル障害のアジア記録も樹立した。2012(平成24)年に引退した後は「走りの専門家」としてプロ野球の阪神や西武の他、数々のサッカー選手も指導。2021(令和3)年、いわきFCでJリーグクラブ初の専門のスプリントコーチに就任し、チームの走力向上に尽力している。
スポーツにおける走りの重要性が浸透していく中で、プロチームや高校・大学のチームから指導依頼が相次いだ。オファーに応えきれない状況となり、後進育成の必要性を感じるようになった。
12月に都内でキックオフイベントを開催し、来年からオンラインでの講義を開始する。3月以降は対面での指導も行い、より良い走法を助言できるよう実践的なレッスンを実施する。いわきFCとパートナー契約を締結し、協力を受ける。将来的には、東南アジアなど海外展開も視野に入れているという。
プロジェクトの構想を公表して以降、高校生らから問い合わせが寄せられているという。秋本さんは「若い世代から関心を持ってもらえてうれしい。未来の指導者を育てていきたい」と意気込んでいる。
プロジェクトの詳細や申し込みはホームページ(HP)で。

