新聞など活用し人材育成 民報社と福島県三春町が連携協定

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新聞など活用し人材育成 民報社と福島県三春町が連携協定

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福島民報社と福島県三春町は27日、次代を担う子どもの育成を推進するため、連携協力協定を締結した。新聞をはじめとしたそれぞれの資源を活用し、教育振興や人材育成に取り組む。同社が自治体と教育分野で連携協力協定を結ぶのは7件目。
締結式は町役場で行われた。坂本浩之町長と福島民報社の芳見弘一社長が協定書に署名し、取り交わした。坂本町長は「生きた教材となる新聞を活用し、人材を育てていく。さらに連携しながら地域活性化につなげていきたい」とあいさつした。芳見社長は「地域づくり会社として、取り組みを通じて三春町の人材と未来をつくっていきたい」と誓った。影山初吉町議会議長もあいさつし、連携への効果を期待した。
今後、新聞を生かした教育や地域課題の共同調査・研究などに取り組む。町内の小中学校などで新聞を活用した出前授業や新聞講座なども実施する。