ハワイ訪問、市長に成果を報告　福島県いわき市の高校生３人　「積極的に行動することが大切」

今夏、福島県いわき市の国際姉妹都市のハワイ州カウアイ郡に派遣された市内の高校生３人は２５日、市役所を訪れ、内田広之市長に成果を報告した。
派遣されたのは、東日大昌平高３年の海老名凜乃さん、磐城桜が丘高２年の菊田美月さん、磐城高１年の江幡茉理奈さん。８月１０日から１６日にかけ、カウアイ高に体験入学したり、ホストファミリーと一緒に文化遺産を巡ったりした。フラやウクレレ体験のほか、カウアイ盆ダンスフェスティバルにも参加した。
３人はスライドを使い、現地での活動で感じたことなどを紹介した。海老名さんは「文化の壁を乗り越える力をつけ、今後もいわき市に貢献していきたい」、菊田さんは「英語は得意ではなかったが、勇気を出すことで広い視野を持つことができた」、江幡さんは「受け身でなく、積極的に行動することが大切だと実感した」と語った。
内田市長は「本当に素晴らしい経験をしてきた。周りの人にも体験を伝えてほしい」と成長した姿に目を細めた。（いわき版）