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自宅からバス停や駅が遠い「公共交通空白地」の割合が高い福島県郡山市東部地区に、乗り合い型のデマンド交通の導入可能性を検討する市の社会実験が１日から始まる。来年１月３１日まで。
予約制で東部地区とＪＲ郡山駅周辺を１日２往復する。予約のあった東部地区に住む利用者の自宅に車両が迎えに行き、星総合病院やヨークベニマル横塚店、郡山駅東口に停車する。車両は定員１２人のトヨタハイエースを使う。
大規模商業施設や医療施設などが立地しておらず、公共交通空白地の割合が高い東部地区の交通手段確保を目指す。実験終了後は利用者や学識関係者らと協議を重ね、本格実施の可能性を検討する。
２５日に市内の東部地域公民館で乗り方教室を開いた。市や運行事業者の福島交通の担当者が地域住民に実験内容や乗り方などを説明した。
料金は大人５００円、障害者と高校生以下が２５０円、未就学児は２人まで無料、３人目以降は２５０円。（郡山版）