福島のニュース
JR磐越東線を活用した地域活性化策を考える「ふくしま鉄道博」は最終日の11月30日、福島県小野町多目的研修集会施設で開かれた。パネルディスカッションなどを繰り広げ、地域に根ざした路線の利活用策などについて意見を交わした。
県の主催で、小野新町駅開業110周年を記念した。オリジナルレシピ発表会には磐越東線沿線の小野、田村、船引、磐城桜が丘の各高校生が参加した。「みそ玉」はお湯を掛けるとみそ汁になる食材。生徒たちは、ピーマンやエゴマ油、海産物、伝統食など地元の食材を使ったレシピを発表し、試食会なども開いた。食と鉄道をあわせた地域の魅力発信を提案した。
パネルディスカッションでは村上昭正町長はじめ、小野高生、鉄道ジャーナリストの鈴木文彦さんらが、磐越東線の利活用や魅力発信について意見を交わした。鉄道イラストの表彰式や鉄道好きで知られる演歌歌手の徳永ゆうきさんのステージもあり、盛り上がった。

