福島のニュース
クリスマス商戦を前に、福島県会津坂下町の太郎庵は11月28、29の両日、大小2種類のいちごタルトの売れ行きを一部店舗で検証した。目黒徳幸社長が同社公式X(旧ツイッター)で告知したところ、表示回数が1日午前7時時点で1760万回を超えた。「東京都の人口より多い」などと話題になっている。
同社は物価高の影響などを分析するため、町内の工場売店で6分の1サイズ(税込み750円)と8分の1サイズ(同650円)を横並びで販売した。2日間で実施した結果、6分の1サイズが4個、8分の1サイズが10個売れた。これを踏まえ、今後は8分の1サイズのみを販売することにした。
Xの投稿に対し、「100円の差なら大きい方を選びます」「私なら小さい方。もう少し食べたいなってくらいがちょうど良い」などのコメントが寄せられた。目黒社長は寝る間を惜しんでコメントに返信し、「次の開発に生かせるアイデアや心理的なことを聞かせていただいた。『お客さまと一緒に商品を育てていく』という太郎庵らしい体験ができてうれしい」と感謝している。(会津版)

