福島のニュース
福島市の桜の聖母短大は、本を批評、紹介する文章を学生から募る「書評大賞」を設けた。第1回の大賞に「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス著、早川書房)を紹介した松本瑚乃夏さん(キャリア教養学科2年)が選ばれた。11月28日に学内で表彰式を行った。
同短大の学生を対象に図書館の利用促進や文章力向上を目指し企画した。9月1日から10月14日まで書評を募り、4人から応募があった。
表彰式では坂本真一学長から賞状と図書カードが手渡された。松本さんは「好きな本を多くの人に伝える良い機会になった」と笑顔だった。受賞作で取り上げられた本は西沢書店、岩瀬書店八木田店プラスゲオで紹介される。
大賞以外の受賞者は次の通り。(いずれもキャリア教養学科)
▽準大賞=安彦成美(2年)▽佳作=野地春菜(2年)寺岡佳音(1年)(県北版)

