愛好家が蔵元自慢の酒に舌鼓 福島市で酒造組合「師走の宴」

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愛好家が蔵元自慢の酒に舌鼓 福島市で酒造組合「師走の宴」

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全国新酒鑑評会で金賞を受けた福島県産酒などを堪能できる「ふくしま美酒めぐり~師走の宴~」は4日、福島市の福島グリーンパレスで開かれ、参加者が各蔵元自慢の酒に舌鼓を打った。
県酒造組合の主催。会場には30社の101点が並んだ。日本酒愛好家約190人が来場し、各蔵のブースを回って風味や香りの違いを感じ取っていた。
開会に先立ち、県酒造組合の県秋季鑑評会知事賞受賞式を行った。内堀雅雄知事が吟醸酒の部と純米酒の部でダブル受賞した「奥の松」(東日本酒造協業組合・二本松市)の遊佐丈治代表理事と殿川慶一理事兼杜氏、福乃香の部の「会津中将」(鶴乃江酒造・会津若松市)の向井洋年社長と前島宏満杜氏に表彰状を手渡した。
県酒造組合の渡部謙一会長が「全国新酒鑑評会で3年ぶりに金賞数日本一に返り咲いたのは各蔵元の努力の成果。今後も質の良い酒造りに挑んでいきたい」とあいさつした。内堀雅雄知事が祝辞を述べ、遊佐代表理事が謝辞を述べた。