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食品軽量プラスチックパッケージを製造するエースパック(本社・大阪市)の福島矢吹工場は、敷地内にプラスチック容器生産拠点となる第3工場と倉庫棟の中央棟を整備し3日、福島県矢吹町の現地で竣工式を行った。同社が推進する福島矢吹工場生産拠点増強プロジェクトの一環で、今回で完了した。昨年11月に完成した第2物流センターと併せ、生産・保管能力が大きく向上する。
新工場の延べ床面積は約2951平方メートル、中央棟は同約1397平方メートル。地元から約30人を新たに雇用し、8日から本格的に稼働させる。
式には約30人が出席した。三光稲荷神社の大竹光二宮司による神事でエースパックの広川信也社長、伊藤智樹県南地方振興局長、蛭田泰昭矢吹町長らが玉串をささげた。広川社長が第3工場製造ラインのスイッチを押して稼働させた。
広川社長は「サステナブル(持続可能)社会に対応した首都圏向けの生産拠点としたい」と意欲を語った。(県南版)

