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福島県ハイテクプラザ南相馬技術支援センターの技術交流会は10日、南相馬市の福島ロボットテストフィールド(ロボテス)で開催される。同センターを広く知ってもらい、相双地方を中心にした企業の利用促進を図ろうと、初めて企画した。
センターが担当する金属加工、エックス線による透過観察、無線通信評価の技術を研究員が説明する。合わせてロボテスの設備も紹介するほか、東京大大学院航空宇宙工学の五十嵐広希特任研究員が講演する。
センターの見学会を開き、設備を公開する。センターをはじめとする技術支援団体がパネルや試作品を展示し、支援内容を紹介する。
名刺交換の時間を設け、ビジネスチャンスの場としても役立ててもらう。
午前11時に1回目の見学会を開き、午後1時5分から研究員らによるプレゼンテーションを行い、同2時5分から2回目の見学会を開く。
同センター機械加工ロボット科長の斎藤宏さん、同科研究員の杉原輝俊さんは「研究成果と保有技術を知ってほしい」と来場を呼びかけている。
参加は無料。申し込みは専用サイトから。(相双版)

