復興へ希望の明かり 福島県双葉町のJR双葉駅に「光のトンネル」 来年1月31日まで

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復興へ希望の明かり 福島県双葉町のJR双葉駅に「光のトンネル」 来年1月31日まで

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福島県双葉町のJR双葉駅東口をイルミネーションで彩る「みらいへのヒカリプロジェクト」が4日、始まった。今回は「光のトンネル」がテーマ。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興へと歩む地域に照らされた希望の明かりを町民らが楽しんでいる。
発光ダイオード(LED)を使い、光のトンネルを設置した。舟やバラなどの電飾もトンネルを彩っている。町内のまちづくり会社「ふたばプロジェクト」が主催し、福田工業が電飾を設置した。
初日は現地で点灯式を行った。ふたばプロジェクトの谷津田尊之代表理事が「今回は未来へ続く光のトンネルを設けた。新たなにぎわいをつくり出し、復興やまちづくりのきっかけになってほしい」と話した。伊沢史朗町長らがあいさつ。町内の子どもたちのカウントダウンで点灯ボタンを押すと電球が一斉にともされた。来場者は写真撮影などで楽しんでいた。
期間は来年1月31日まで。午後5時から同10時まで点灯している。(相双版)