福島のニュース
国の地理的表示(GI)保護制度に登録された福島県南会津町の日本酒の魅力を海外に発信するため、町と町内4蔵元はシンガポールで地元の酒と食のペアリングイベントを開催した。11月末の2日間のイベントで、現地の飲食店関係者ら約90人が参加し、おいしさを確かめた。
GI認定酒や各蔵元の特長が表現された季節酒など14種類を用意した。酒に合わせる食材としてニシンの山椒漬けやみそ、こづゆなどを提供した。
酒ソムリエの資格を持つジョシュア・カリナンさんが特別ゲストとなり、会津酒造の渡部景大社長、開当男山酒造の渡部純平さん、国権酒造の細井信浩社長、花泉酒造の星祐偉さんがそれぞれの酒の特長などを紹介した。上質な酒は参加者の好評を博した。
現地の飲食店8店で1月中旬まで、南会津の日本酒を提供するフェアを開催している。

