福島市アオウゼで中合特別展 大町時代の資料も展示 明治から令和の商業を振り返る 写真と紙面で紹介

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福島市アオウゼで中合特別展 大町時代の資料も展示 明治から令和の商業を振り返る 写真と紙面で紹介

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「中合デパートの歩み~誕生から大町時代を中心に~」展は11日から1月9日まで福島市のアオウゼ・エントランスで開かれる。明治、大正、昭和、平成、令和と5時代にわたって市内の商業をけん引した中合を、写真と当時の新聞紙面を通して紹介する。
中合は1874(明治7)年に呉服店として創業、2020(令和2)年まで146年の歴史を持つ。今回は同市荒町の中村呉服店誕生から大町への移転、大町時代の中合デパートにスポットを当てた。1899(明治32)年の「開業25周年記念大売り出し」、1913(大正2)年の「新築移転大売り出し」や1961(昭和36)年の中合デパートの象徴だった「ミサイルタワー」など写真約60点と中村呉服店、中合デパートの広告を中心にした福島民報紙面約50点を展示する。当時の街並みと共に市内のにぎわいを紹介する。
23日午前10時30分からアオウゼの事業推進アドバイザー、柴田俊彰さんが展示に関する解説講座を催す。当日先着順で定員100人。柴田さんは「中村呉服店、中合デパートの商業戦略が垣間見えます」と来場を呼びかけている。
展示は午前9時から午後9時まで。問い合わせはアオウゼへ。(県北版)