全日本大会２連覇　余目一輪車クラブ佐藤歩緒さん（福島工高３年）　高難度の技で技術点を積む　来夏、世界大会へ

福島市の余目一輪車クラブの佐藤歩緒さん（福島工高３年）は１１月２３日に静岡市北部体育館で開かれた全日本一輪車競技大会男女テクニカルの部で、２連覇を果たした。来年は３連覇を目指しており、出場が決まっている世界大会の制覇も目標に掲げている。
全国の精鋭６人が臨んだ。追われる立場になったためプレッシャーもあったというが、昨年より高難度の技で技術点を積み上げ他の選手に差を付けた。全日本大会で成功させた日本人選手がいない大技も繰り出したが決めることができず悔しさも残ったものの、堂々たる連覇を成し遂げた。
来夏にはオーストリアで世界大会に臨む。「人とは違う次元へ行き世界チャンピオンを目指したい」と誓っている。
余目一輪車クラブでは、千葉県松戸市の松戸運動公園体育館で１１月２４日に開かれた地方大会・松戸一輪車演技会で、メンバーの活躍が相次いだ。クラスＭビギナー部門で渡辺野々子さん（平野小４年）・後藤美空さん（余目小２年）が優勝した。クラスＱジュニアグループ小学生以下で１１人によるシャイニングドリームが３位に入賞し、クラスＲジュニアグループ中学生以上で５人によるエナジードリームが準優勝した。



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余目一輪車クラブは来年２月１５日午前１０時４５分から、市内のウィル福島アクティおろしまちで発表会を開く。入場無料。メンバーも随時募集している。問い合わせは同クラブへ。