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福島県会津若松市七日町の山田民芸工房で縁起物の風車作りが最盛期を迎えている。同市で来年1月10日に行われる「十日市」に向け、作業に追われている。
5代目の山田賢治さん(65)と妻由紀さん(56)が4本の竹で編んだ骨組みに赤や青などのつや紙を貼り付け、金文字で「福」「寿」「の」「神」と丁寧に書き入れている。今年は材料の価格高騰の影響で100円程度値上げする予定という。山田さんは「経済がくるくる回るようにと願いを込めて作った。ぜひ手に取ってほしい」と話している。
年明けまで約2千個を完成させる予定。十日市で起き上がり小法師と共に露店に並べられる。

