東西南北に福島県の魅力 東邦銀福島駅東口駅前看板 DC前に観光発信

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東邦銀行は福島市のJR福島駅東口駅前のビル屋上にある同行看板デザインを27年ぶりに刷新した。来年2月に開幕する「大ゴッホ展」、4~6月の大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」を前に、相馬野馬追や鶴ケ城などの写真を四方に一面ずつ配置した。県都の玄関口から福島県の魅力を発信し、観光振興につなげる。9日、発表した。
看板があるのは1階に同行福島駅前支店が入るエスタビルの屋上。福島駅新幹線ホームから見える西側部分をメインに据え、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興のシンボルとして、相双地方の国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の写真を使用。歓迎の思いを込め、「Welcome
to
FUKUSHIMA」と記載した。
残る3面は北側がいわき市のフラガール、東側が福島市の花見山、南側が会津若松市の鶴ケ城。浜通り、中通り、会津地方から各1点選定した。写真収集には県の協力を受けた。
1998(平成10)年に掲げた従来の看板には、同行のシンボルマークなどがデザインされていた。