福島のニュース
6、7の両日、茨城県つくばみらい市で開かれた米・食味分析鑑定コンクール国際大会では最高賞に当たる「国際総合部門」金賞に福島県天栄村の内山耕一さん(天栄米栽培研究会)が輝いた。須賀川岩瀬地区を会場に開かれる来年度大会に向けて、さらなる躍進を誓っている。
内山さんは初の金賞受賞となった。精肉会社に約20年勤めていたが、2018(平成30)年に就農した。同じコンクールで優勝経験がある父正勝さんの元で水の管理や土作りの基礎を学び、両親と妻由美さんの4人で米づくりに励んでいる。今年は有機肥料の量を増やしたことで質のいいコメができたという。「今回で得たノウハウを研究会で共有し、少しでも村の受賞者を増やしていきたい」と次回大会を見据えた。■他部門でも村内の個人、団体が金賞受賞
都道府県・海外地域代表お米選手権では天栄村の塚目剛さん(天栄米栽培研究会)、栽培別部門の「環境王国」部門では小沼孝雄さん(天栄米栽培研究会)がそれぞれ金賞に輝いた。小学校部門では牧本小(天栄村)が金賞となり、5年生の太田涼さん、二瓶優愛さん、芳賀優歌さんが賞状を受けた。(県南版)

