これからもパトロール頑張るワン! 「見守り隊」隊員犬30頭到達記念で出発式 福島県南相馬市

  • [エリア] 相馬市 南相馬市
これからもパトロール頑張るワン! 「見守り隊」隊員犬30頭到達記念で出発式 福島県南相馬市

福島のニュース


愛犬の散歩をしながら地域の見守り活動をする福島県南相馬市社会福祉協議会小高区福祉サービスセンターの「おだかワンワン見守り隊」の隊員犬が30頭に達した。9日に同センターで記念の出発式を行い、活動をアピールした。
同制度は今年3月にスタートした。昨年8月に飼い犬の散歩中だった男性が、行方不明で捜索中だった高齢者を見つけ110番通報し、保護につなげた。散歩で外出の機会が多い飼い主に、地域の見守り役を担ってもらおうと協力を求めてきた。
秋田県大館市から南相馬市に寄贈され、小高区で暮らす秋田犬「大馬」をはじめ10頭ほどで発足した隊員犬は小高区を中心に原町、鹿島区にも広がり30頭に達した。このうち出発式には14頭が飼い主と共に出席した。小高区福祉サービスセンターの青田敏所長があいさつし、小高区役所の佐藤克巳所長、南相馬署小高駐在所の玉川勝秋所長が祝辞を述べた。
小高地域包括支援センターの平瀬朱美さんから、認知症の人との接し方に役立つ、コミュニケーションの取り方の説明を受けた。
愛犬との散歩を兼ねながら小高区を歩き、活動の様子を住民に知らせた。(相双版)