福島のニュース 年の瀬を前に、各地で正月飾り作りが最盛期を迎えている。このうち福島県猪苗代町シルバー人材センターでは会員がしめ縄とミニ門松の製作に追われている。会員が町内で採取した稲わらを丁寧に編み込んでいる。門松の側面にはミカンや扇子などを慣れた手つきで飾り付けている。会員の由井唯二さん(81)は「すべての人が健康に暮らせるようにと願いを込めて作っている。よい年を迎えてほしい」と話している。作業は20日ごろまで続く。完成した正月飾りは県内外の予約先に届けられる。