福島21RC、創立25周年講演会 福島医大の竹之下氏 大学の歴史や「大ゴッホ展」への思い語る 福島市

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福島21RC、創立25周年講演会 福島医大の竹之下氏 大学の歴史や「大ゴッホ展」への思い語る 福島市

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福島21ロータリークラブ(RC)の創立25周年を前にした特別講演会は福島市のセント・ヴェルジェ教会で開かれた。福島医大の竹之下誠一理事長兼学長が「建学150周年
福島医大の挑戦
後藤新平からゴッホへ」と題し、大学の歴史や来年2月に開幕する「大ゴッホ展」などについて語った。
竹之下氏は福島医大の源流である白河医術講議所の後身・須賀川医学校で学んだ後藤新平を取り上げ、後藤が得意とした人材育成の理念などを紹介した。
大学の取り組みとして、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故、新型コロナウイルス感染拡大などでの経験を説明。「今後も県民の健康を守り、復興の支えになる」と決意を語った。
同大が大ゴッホ展の実行委員会に加わっているのを踏まえ、県民の健康寿命だけでなく、心の癒やしも支援していく意向を示した。
会員ら約50人が出席し、講演前に渡辺浩子会長があいさつした。福島21RCは2001(平成13)年1月31日に発足した。(県北版)