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福島県須賀川市の春の恒例事業である釈迦堂川へのこいのぼり掲揚は来年も中止されることが決まった。今年に続き2年連続での取りやめ。
4月に実施した検査で掲揚のためのポールにひび割れなどが確認され、市は今年の中止を決めた。掲揚の再開には現在のポールの撤去と新設が必要という。ポールの撤去に約3600万円が必要だが、市は財政難を理由に財源確保が難しいとしている。10日の12月定例市議会で大寺市長が明らかにした。大寺市長は「代替事業を検討していく」と説明した。
1987(昭和62)年に始まった。4月から5月にかけ、釈迦堂川の上空に掲げ、家族連れなどでにぎわう。(県南版)

